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駐車場のモールライトをLEDにできませんでした。

得意先の駐車場のモールライト(いわゆる街路灯・庭園灯の類)が

点かないので調べてくださいとのこと。

DSCN5372sa

伺いますと6mほどのポールで従来型の水銀ランプHF200Xです。

 

水銀ランプの生産輸入は2020年までに完全終了することが決まっています。

弊社過去記事:

http://www.hara-den.jp/archives/8287

を御覧ください。

 

ここはLEDに更新する良い機会と思い調べてみましたが

なかなか代替品が見つかりません。

まず考えたのはポールと灯具、電球ソケットなどは引き続き使用して

電球をLED光源に安定器をLED電源部に交換してしまうパターン。

これがダメでした。

 

というのも交換提案の下見としてポール基部の蓋

DSCN5372sb

を開けるとポール基部の安定器スペースには水が溜まっていたのです。

 DSCN6764s 

(場所的に一段下がっていて雨水が溜まりやすい地点らしい)

安定器が直接水に浸かっているわけではありませんが

湿度100%で水滴が付いています。

 

これがメーカーに確認すると不可との回答が。

 DSCN6765a

(赤矢印のところまで水が溜まっています)

従来型の安定器であれば屋外使用、つまり野ざらしでOK。

風雨日光をあびても問題なかったので今回のように水気たっぷりの

環境でも(全くという訳ではありませんが)ほぼ問題ありません。

 

しかしLEDは半導体を使うため電源部(従来安定器の部分)は

水気を嫌います。

発光体は防水でも電源部は非防水なことが多いです。

 

電源内臓一体型LEDランプなど色々探しては見ましたが

セードで密封されると放熱の問題があったりして適切な光源が

見つかりませんでした。

 

ちなみに、このモールライトはお客様の取引先の鋳物工場で作成した一品物で

天辺の灯具を取り替えるとデザインが台無しなので灯具交換は不可かつ却下です。

 DSCN6758s

結局従来通り水銀ランプを取付して終了になりました。

 

残念です。

 

LEDは夢の省エネ長寿命光源として普及が進んでいますが

取付工事する我々からすると不便やデメリットも色々

有ります。

お客様が誤解されることの無いよう情報収集と

丁寧な説明を心がけていきたいと思います。

御依頼ありがとうございました。



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