エアコン取替なので簡単と思いきや・・・・

得意先の事務所の応接スペースのエアコンが不調とのことで

取替を請け賜りました。

 

壁貫通で壁掛け取付のエアコンを取替の場合は

壁に貫通穴を開けなくてもいいので若干作業工程が少なくなります。

(隠蔽配管で取替だと厄介なことが多いです)

左横抜きなのでウマくいけば冷媒配管も流用できて

お値打ちに工事ができるのでは・・・

などと目論んでいましたがそうは問屋がおろしませんでした。

 

室外機を外そうと下部のロックを外してもちあげて・・・・あがりません?。

 DSCN4451SSS

よく見るとエアコンの左上に電話と光とインタホン?などの配線を

引き入れるためのカバーがあり配線が干渉して上がらないのです。

更にドレンホースが向かって左に付け替えられて冷媒管と連絡配線と

それぞれ分離できず外せません。

(なぜ外せないかは「はらでんフェスタ」にお越し下されば

図を書いて説明させていただきます)

諦めて配管を切断して室内機を外します。

外してみるとナント!壁貫通の穴の中に縦に配線が通っています。

 DSCN4454SSS

(赤い矢印のところが関係無い配線、青い矢印は新しい連絡線とドレンです)

貫通穴内の配線の位置からしてコア抜きしてから切れた配線に

気付き入れ直したのでしょうか。

あるいはショートの火花でコアの刃が焼けて気付いたか

漏電でブレーカがとんで作業が中断されたか、どちらにしても

ただでは済まなかったでしょう。

 

 貫通穴の径も小さく若干取付壁に埋没しかかっているので

ドレンと冷媒管を同時に通せず別々に通した後で揃えて納めるという

難儀な工事になってしまいました。

貫通穴を違う角度で撮った写真です。

DSCN4455SS

 (緑の線が向こう側の壁)

残った有効径は50mmくらいでしょうか。

やれやれ。

気を取り直して作業を再開します。

 

ビフォー

  DSCN4448S  DSCN4450S

 

 

アフター

   DSCN4460S DSCN4459S

ふうーーー。

なんとか収まりました。

 

御依頼ありがとうございました。

 



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