古い電気温水器を排水すると・・・

「古い電気温水器の停止処理です」の続きです。

 

電気温水器の処分には手順があります。

「送電を停止する」

「給水を停止する」

「タンク内の湯を排水する」

「各水栓の湯側を閉めて逆流を防止する」

となります(細かい手順は省略しました)

 

古い温水器はどうしてもタンクの缶内が錆びてきます。

今回手間取った原因の「電気防食型」であってもやはり錆びてました。

 

排水を始めると

DSCN4562

 

うわーーーー。出たーーーー。

DSCN4564

どんどん出てきます。

DSCN4592

周囲が真っ赤になってしまったので後片付けも大変でした。

全部出てこないうちに排水が止まってからしまったので

タンクを揺すってみましたらドロリとした固まりが出てきて以降は

透明な湯が出てきました。

無事に排水して空にすることができました。

DSCN4558

錆が溜まるのは底の方で湯は上澄みが出てくる構造ですが

あまり気分のいいものではありませんね。

 

電気温水器やエコキュートは定期的に排水注水して

(要はタンク内を洗う作業)やるとここまで錆が溜まらず

長持ちするんですけど面倒なのでなかなかできません。

 

説明書にも書いてあるし当社取付の場合は引き渡し説明で

実演するんですが大多数のお客様が忘れてしましますね。

 

撤去処分や取り換え受注の場合はこの先も工程があるのですが

近い将来に建物ごと撤去する予定で今回の作業はここまでです。

 

ありがとうございました。

 

 

 



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