エコキュートから漏水です:その2

本体修理が完了したとのことで様子伺いの電話してみました。

すると意外な答えが。

本体修理は完了したけど他のところが水漏れする。

サービスマンでは直せないところなので設備屋さん(水道屋さん)に

診てもらい直してもらうように言われた。」

「・・・、ええー?。」

早速現状確認です。

漏水は直ったはずなのにコンクリ基礎が濡れています。

水跡を辿ると・・・ありました。

漏水箇所アップ(配管と断熱材の間から出水)

タンクとヒートポンプを行き来する配管の戻り側の配管。

銅管と断熱材の間からジワジワ染み出しています。

「あちゃー。」

たしかに本体以外の部分なのでサービスマンでは管轄外ですね。

状況からすると「ピンホール」です。

配管のどこかでピンホールという目に見えないくらいの微小な穴が開いてしまう現象です。

3mほどの配管のどこかでピンホールが発生。

断熱材のスポンジのような空気層を伝わって端から染み出してきたと思われます。。

 

弊社の協力業者の設備屋さんにお願いして修理になりました。

といっても銅管に断熱材を巻いた施工ではなく、初めから断熱材が一体化している配管材なので

ピンホールヶ所を探して修理(ロウ付けして塞ぐ)というのは現実的ではありません。

それに銅管では材質的にどこで起きてもおかしくない現象なのでヒートポンプの配管は

「アルミ3層管」という材質の配管が主流になっています。

お客様に説明して納得していただけたのでこの期に全交換することになりました。

ビフォー

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アフター

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これで当分の間は大丈夫でしょう。

御依頼ありがとうございました。

 

 

 



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