センサーライトの取付もおまかせください

市内のお得意様からの依頼です。

「ソーラー充電式のセンサーライトを自分で取付したがもうバッテリーがダメっぽい。

位置も悪いのでキチンと取付しなおして。

細かいことはまかせますからキッチリやって。」

最近こういう話もよく聞きます。

たかがセンサーライトですが目的が叶うように取付るためには
それなりにノウハウが要るんですね。
ここはプロの出番です。オッホン。

太陽光で充電するバッテリー式は電源無しで使えて便利ですが
一晩中活躍できるほどの蓄電はできません(そのうち出るかな?)  
バッテリーも日に日に劣化していき点灯可能時間が短くなっていきます。
概ね3年くらいが寿命です。
(実用年数はもっと短いかも)
前日が雨だったりして充電できないと正常でも点灯しなくなります。

多くの商品は防水の関係もあって充電池の交換は不可だったり

メーカー交換だったりするのでコストを考えると使い捨てに近い感覚です。

家庭用の100V電源を使うタイプなら一晩中反応させることもできますし
最近のLEDタイプなら10年くらいは持つ見込みですから電気工事店に
工事を頼んでもトータルではお得なことが多いです。

ここで「延長コードを使えばいいじゃん」と思うのはやめてください。
延長コードはあくまで一時用で用が済んだら取り外す物です。
常設でしかも屋外で使うのは漏電や火災の元ですよ。

さて今回は上記の理由で100Vの屋外用コンセントを高所に設けて
センサーライトは車庫の軒の横面に取付ました。

写真2階部分の手すりの中央にお客様がご自身で取付されたセンサーライトが

残っています。(後で書きますがこの配置はうまくないです)

ビフォー

s_001

アフター

s_004

ちょっと見にくいですが黄色の丸の所に付け直しました。

s_003

ちなみに電源は上の写真のコンセントから取り出しました。

(階段下、黄色丸のところですね)

センサーライトはライテックス社製のLEDAC2020を選択。

意外と見落としがちですがライトの明るさよりもセンサーの
検知範囲、検知距離と調整範囲の方が重要なポイントです。

今回の機種のエリアはこんな感じ。

センサエリア下面検知

 真下はもちろん向かって後方にもエリアがあります。

それに対して市販されている多くのセンサーライトは

下図のように検知範囲が設定されているので

真下は反応しないことが多いです。

センサエリア一般

このようなセンサーライトを今回のような場所に取付すると当然ながら

「真下を通ると反応しない」ということになります。

(軒があるのでお客様の取付位置も当然真下は無理ですね。)

それどころか取付場所によっては隣の住人や通行人に反応して
「ワシになんか恨みでもあるんかい(怒)!!」

(ヒェ~~~~~)
ということになりかねません。

 

このように様々な条件を加味して写真の取付になりました。

アップです。
s_002

この配置だと写真下側の軒下でも反応します。

ベストではないですがベターな配置です。

ほかにもノウハウがいろいろあります。

お客様の様々な御期待に沿えるよう日々努力しております。

ご期待ください。



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