LEDランプ以上かも知れない無電極ランプって?
無電極ランプ。
あまり聞きなれないランプの名前ですね!
名前の通り電極がありません。
ランプが切れる、とは白熱球でも水銀灯でも電極が劣化して破断した結果が球切れになります。
なので無電極ですから電極破断が無く、寿命が長いんです。寿命はなんと6万時間以上!
そして工場で使う水銀灯は一旦消灯すると高温になったランプが冷やされないと再点灯が出来ませんが
無電極ランプは点灯消灯が不自由なくできます。
そしてなんといっても省電力!
水銀灯400wに対して無電極ランプ150wで同等の明るさになり、約35%程度の電力で済みます。
ここまではLEDランプの特徴と似ています、、、、が、最大の違いは?
メリットは?
・無電極ランプは目に優しい。
LEDランプを直視するとすぐに目をそむけたくなりますが、無電極ランプは目に優しいです。
そして無電極ランプは演色性も高く太陽光の下で見ているように色が鮮やかです。
・無電極ランプは360°全面発光。
LEDランプを球体に配列点灯しても今までのように球体全体での発光にはなりませんが、
無電極ランプは球体で全面発光します。だから一つのランプで床も壁も天井も明るく出来ます。
・LEDに比べて無電極ランプの方が熱に強い。
LEDランプは使用温度が+40度まで、無電極ランプは+50度までと言われています。
経験上、折半屋根の直下に取り付けたLED照明が故障した事もあります。
デメリットは?
・小型化が出来ていない
今のところ小型化が出来ていませんので、家庭用に使える照明器具はありません。
写真を見て頂くとお分かりになるかと思います。
・LEDに比べて価格が高い。
あっという間に広まったLED照明に比べると、無電極ランプは価格が高いです。
上に書いた通り家庭で使える器具が出てこないと低価格化は難しいかもしれません。
とはいえLED以上の長寿命と演色性の高さと使いやすさで、工場の高い天井にはもってこいです。
無電極ランプは少しづつ広まってきています。
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