ALC壁を破損してしまいました。

今回は失敗の話です・・・。

 

建築会社の下請けで作業に入った現場でのこと。

外に面したALC壁にアンカーを打ち込んで配管する作業をしていました。

ちなみにALCというのは「軽量気泡コンクリート」という建材です。

見た目はいわゆる「軽石」に近い物で細かい気泡の入った固いスポンジ?の

ようなものを想像ください。

軽量、断熱性・耐火性・遮音性が高い優れた素材です。

欠点としては柔らかく脆いこと。

ドライバーでぐりぐりすると簡単に穴が開くほどの軟らかさ。

そのため鉄骨で骨組を作ってから外壁材として張りつけていくことが多いです。

某A社の「へーベル・・・」が有名ですね。

 

さて内側から位置を決めてアンカーを打ち込んでみると

DSCN0768s

一発目は良かったですが二発目は何か手応えがおかしい。

しばらくすると監督さんが血相変えて飛んできました。

監督「おーーい!!(怒)

   外壁割れてるぞー!!。

    何をやっとんじゃーーー!!」

自分「えええーーー?!。」

慌てて外壁を見ると確かに割れています。

(赤マルの部分、目地部分が縦40Cmほどでしょうか?。)

DSCN0773s

アップです。

DSCN0762s

自分「あちゃー・・・。」

監督さんから元請さんに報告してお詫びしてもらいます。

アンカーを打つ位置がALCの端に近く、且つ2発連続で

10センチほどの間隔で打ち込んでしまったので割れてしまったのでした。

監督「・・・あのー、費用はうちの保険で対応しましょうか?。」

元請「建築の予備費かこちらの保険で対応します。御心配なく」

監督「(ホッ)ありがとうございまーす。!」

自分「スイマセンでしたー!」

 

そうです。

建築現場ではチョイチョイあることなのです。

今回のように不注意ばかりでなく連絡ミスや事故などで

建築物が破損することはあります。

いくら注意しても全くゼロにはなりません。

破損の具合や程度により多額の賠償が発生することも十分有り得ます。

賠償が多額だとそのまま資金繰りができず倒産なんて可能性も・・・。

 

その為に建築用の保険が存在します。

弊社も建築用の保険に入っていますのでイザという時でも大丈夫です。

個人経営の会社だと結構入ってない方もみえるそうで

現場で破損事故を起こして賠償ができず廃業や夜逃げしたなんて噂も

聞いたことがあります。

 

もちろん賠償しなければならないような仕事をしないのが

基本中の基本ですが可能性に備えることで対外的な信用にもなります。

何より働いている自分達が安心して作業に集中できます。

本当にありがたいですね。

 

会社の方針に感謝です。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 



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