リンジ(工事用仮設電気)を施工しました。

工事現場の隅に建っているアレです。

工場でも住宅でも新築工事の際には電気が来ていません。

しかし作業には電気が必要です。

なので工事期間だけ使用する電気を確保します。

(工事が完了したら撤去します)

「別にたいしたことないじゃん」と思われがちですが

意外と気を使います。

 

今回は臨時ポールの直上近くに電話線などのいわゆる弱電線がとんでいます。

弱電と強電は影響しないよう離隔距離が定められています。

(いろいろなケースがありますが今回は600mm以上)

既設の弱電が地上高5.2m前後。

 

 

通常の臨時ポールの支持点地上高が5m。

高低差0.2m=200mm。

・・・離隔が取れませんね。

対処方法はいろいろあるのですが今回は支持点の嵩上げで対応しました。

ポールに金物を取付して6.2m程度まで嵩上げしました。

ここで6.2m―5.2mだと高低差1.0m=1000mmも

上げる必要無いじゃんと思ったアナタ、鋭いです。

電線は自分の重みで垂れるので直線では張れません。

弛んでいます。

さらに架空線は主に銅線でできていますので熱で伸縮します。

さらにさらに弱電の架空線は他の新規需要家の工事で

引っ張られたりすると(軽い分だけ)結構上下します。

そこら辺を見越しての離隔1000mmです。

実際に受電後の点検時には離隔が700mmになってました。

まあ現実問題として接触しなければ問題がおきることはないのですが。

(仮に接触してもいきなりショートしたり電話が通じなくなることも無いです、

ケーブル外装で保護されてますからね)

ぶっちゃけ受電時の検査を通ればオッケーなんですですけど

安全のための基準ですから一応離隔は確保しています。

他にもいろいろ気を使っていますがそれは又次回。

 

御読みいただきありがとうございました。

 



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