コンプレッサの移設・更新の電源工事です。

得意先の樹脂部品成型工場からです。

「コンプレッサを更新することになったので

もろもろよろしくです。」

「承知いたしました。」

現状大型のコンプレッサ2台あるうち、

1台を撤去、

1台を移動、

新規に1台を導入

されるとのこと。

撤去した電源を新規に回せば・・・と思われたようですが

より大型のコンプレッサを導入されるので電源容量が足りません。

ブレーカーも大型になるので既設動力盤には入らない。

なので電源を分岐してキャビネットを新設、ブレーカーを設けるという

まあまあオオゴトになりました。

 

ビフォー

アフター

既設コンプレッサの撤去跡に新型用エアタンクと

新ブレーカーを納めるためのキャビネットを設置。

 

排熱の関係で移動は取りやめになりましたので

残置コンプレッサの手前に新型が設置されました。

ビフォー

アフター

ちなみに新型コンプレッサの電源ブレーカーは175アンペアです。

でか。

試運転もOKで完了です。

 

今回の更新は元請けの元請け、某大手自動車メーカーからの

指示だそうです。

判り易く言うと

「メーカーは製造時の環境負荷に責任を負っているのですが

使う部品も環境に配慮した製造をされた物でないと意味無いので

下請会社の製造環境にもモノ申す」

みたいな話で(悪く言うと)更新させられた形です。 

聞けば「なるほど」ですが商品だけでなくの生産設備まで

口を出されるなんて下請けも大変ですね。

御依頼ありがとうございました。



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