神社の神殿の電気工事しました

近隣の工務店から「神社の建て替えするので電気工事お願いしたい」との依頼がありました。

「ええーーー、神社ーーー??」

自分の部落にある神社は普段無人で電気なんか通ってませんし

町内の比較的大きな神社でも神殿そのものにはあまり電気が入ってるイメージ有りません。

(社務所には当然電気入ってますけど御神体のおられる神殿そのものには

照明あったっけ?)

一体全体どんな作業するんだろう?。興味と同時に不安もあります。

 

こちらの工務店は木材業者から建築にうつられて3代目になる老舗です。

寺社普請も手掛ける技術の確かな会社です。

社長さんが直々教えてくれるそうなのでやってみることにしました。

 

仮設電気から始まって

建前

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造作

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配線

仕上げ

送電

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・・・・手順は普通の住宅と変わりません。

しかし建物は柱も屋根も大変立派な造作です。

桧の化粧柱と真壁造作でちょっと気を使いましたが無事終わりました。

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完成です。(写真では大きさや風格が伝わらないのが残念です)

 森を伐採して鳥居や賽銭箱、浄水も綺麗になりました。

 

オール無垢材なので電気配線が造作に絡むところは大工さんがやってくれました。

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今日日のことなので照明はLED、設計士さんの好みでダウンライトや

スパイクスポット?が入ってタイマーで自動点灯です。

桧のいい香りがしました。

 

いい勉強させていただきました。

御依頼いただいた石原木材様、お世話になりました。

ありがとうございました。

 

 



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