電灯引込盤の一次側端子台が焼損しました。その2

「電灯引込盤の一次側端子台が焼損しました。その1」の続きです。

電線の端子だけでなく端子台も焼けてしまっています。

そのまま電線を繋ぎなおしても溶けた部分がまた発熱して

再度焼損する恐れがあります。

端子台ごと交換する必要がありますがこれだけ大きい端子台は

弊社にも問屋にも在庫がありません。

注文して届くまで数日、停電のままという訳にはいきません。

 

応急処置として端子台をバイパスして電線同士を直結することにしました。

とはいえ主幹ブレーカが無くそのままでは停電作業ができません。

電線の太さと接続状態から万が一の事故時には

300アンペア近い電流が流れる可能性があり

活線(電気が流れた状態)での接続作業はあまりに危険です。

 

中部電力サービスマンさんと相談して電柱側で停電してもらいその間に

端子の再加工とバイパス接続をさせてもらくことにしました。

完了です。

とりあえず電気が復旧できたのでよかったです。

 その3へ続く

                                                                   

 



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