テレビが映らない、と伺ってみると・・・。

新規の御客様より依頼です。

「昨日の昼頃から突然テレビが映らなくなった。

診てもらえる?。」

「喜んで伺います!。」

料金は「はらでんレスキュー」の値段を提示し了解いただきます。

 

予約した時間より早めに伺って、まずは外部から状況確認。

アンテナや関連設備に異常や損傷が無いか、

もし屋根に上がるならどうやって上がるか、などを

あらかじめ下見しておくと段取りがウマいです。

(こちらはパッと見、外見は以上無さそうです)

 

時間になるのを待ってドアホンへ声かけ。

挨拶してから名刺をお渡しします

 

まずは問診を始めます。

「今見てるテレビは2ヶ所」

「2ヶ所とも同時に映らなくなった」

「アンテナ工事、テレビやレコーダーの入替は無し」

「画面には電波状態が悪い・受信できない旨エラー表示」

・・・こういう場合、ブースター関係が怪しいです。

「分配器とかブースターとかテレビ・アンテナ関係の機材が

どこにあるかなんて・・・・。」

「わからないです。」

「・・ですよね。」

一般の御客様は知らないほうが普通です。

 

最終的には家中探し回るしかないのですが

経験と勘でアタリを付けてみます。

>そこそこ年季の入った大きな御屋敷(在来木造)

>最新の住宅のように弱電盤や情報盤は無さそう

>端末の数が少ないのと年代から送り配線の可能性

>ブースターの電源部は屋根裏(元)でなく

  テレビ端末(末端)にあったのでは?

 

そこで御客様に

「他にテレビがおける場所はありますか?。

特に一階で。」

と伺ってみると

「そういえば、今はテレビは置いてないけれど

リフォーム前のリビングだったと部屋、

今はダイニングになってる場所に1ヶ所あるわね。」

「拝見します。」

・・・在りました。

 

 

テレビは無いが膝高さの立派な一枚板の棚の上に

ブースターの電源部だけ残っています。

ランプ消灯、作動してませんね。

コードの行き先を探すと棚の下に配線が通せるようになっていて、

下のコンセントに挿さっているはずが抜けています。

(棚の上と下なので抜けていても気が付きにくい配置です)

挿し直すとランプが点灯。

すかさず

「テレビが映ったよーー!。」

と子供さんの嬉しそうな声が家中に響きました。

「そう言えば昨日掃除した時に抜いたわ。

コードだけだから要らないのかと思って」と御客様。

この配置では無理もありませんね。

もう一台のテレビも点検、御客様がチャンネルをいじって

しまっていたので再設定。

無事に復旧完了できました。

 

「大したこと無くて良かったです。」

「助かりました。

また何かあったらお願いしてもいいですか?。」

「もちろんです!。

ありがとうございます!!!。」

何より嬉しい御言葉をいただきました。

御依頼ありがとうございました。



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