アンテナ点検です。その2

「アンテナ点検です、その1」の続きです。

 

翌日訪問いたしました。

様子を伺うと昨日から今まで横縞は出てないそうです。

うーーん。

直撃では無いとはいえ、あの台風の風雨で問題無いなら

接触不良の線は薄いでしょうか。

 

屋根に上がると・・・

配線、機器とも異常なさそうです。

接栓と呼ばれるネジを全部はずし点検しましたが

緩みや芯線の抜けも見当たりませんでした。

 

???困りました。

 

今現在、映っているのでこれ以上調べても無駄かもしれません。

しかしこのままで帰るのも残念です。

何かできることは無いかと思い電波の遮断とは直接関係ないですが

受信状況の改善策を可能な範囲でやってみました。

 

ブースターのアッテネータの設定確認(最大でした)

スイッチ、ボリュームを動かして接点を活性化

分配器内部に古い染みがあったので万が一にも水が入らないよう瓦から離す

アナログ仕様のアンテナだったのでVHFアンテナを撤去

(下記UHFアンテナの向きを変えるスペースを確保する意味もあります)

UHFアンテナは本宮山向きのままだったのでレベルを確認し

電波の強く安定した名古屋向きに変更(テレビの設定も名古屋向きでした)

室内への立ち下げ配線がブラブラしていたので余長を取って再固定

支線、ステーワイヤが緩んできていたので張り直し

 

上記の対処後、室内でチャンネルを再設定すると対処前の倍近いレベルで

エラーもゼロ、完璧な電波状況になりました。

作業後の写真です。

KIMG0060

これでしばらく様子を見ていただくようお願いしてきました。

(映らなくなったらすぐ連絡くれるよう頼んでおきます)

映らなくなった時に調査できればベストなんですが・・・。

連絡をお待ちしております。

 



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