エアコントラブルの原因で多いのは、、、。

今年の7月の平均気温が史上最も高かった、と報道されるほど暑かった今年の夏。

梅雨が明けても雨が降らず、じりじりと焼ける暑さが続きましたね。

暑い上に湿気もたっぷりで不快感しか感じないこんな時に多いのがエアコンからの水漏れトラブル。

今年も何度かありました。

 

 

エアコン水漏れ

 

 

エアコンにはドレンパンが内蔵されていて、熱交換器(ラジエーターのようなモノ、写真の中央)

に着いた結露がドレンパンで集められ排水口から放水されますが、長期の使用により少量の埃がたまり

排水口を狭くしてしまいます。

ドレンに水がたまるスピード>排水量、の時は当然ドレンパンから水があふれます。

こうなったら排水口の掃除をするしか方法はありませんが、新しいエアコンはいろんな部品が所狭しと折り重なるように配置されていて排水口が目視できません。

正直、お手上げです。

メーカーさんにお願いをしておきました。「排水口を簡単に点検できる構造にして下さい」と。

メーカーさん側の担当者さんも「言われてみればなるほど」といった口ぶりで「商品開発担当部署に伝えておきます」と言って頂きました。今後に期待です。

 

そしてこんなパターンもありました。

 

水漏れするからと問い合わせいただきすぐに駆けつけ、フィルターと室内機正面カバーを外したところ埃が付着、電気部品のある両サイドにも埃がついていました。

この場合、付着している埃に結露し熱交換器の中を通るはずの水が、表面張力で熱交換器の表側を通りドレンパンに落ちずに室内にポタポタと水が落ちてきます。

こう言う時は熱交換器とドレンパンはもちろん全体を掃除しなければなりません。

最新のほとんどのエアコンは掃除機能がついているのでこのような心配は少ないと思いますが、埃がたまる事によってカビを発生させる事になり、キレイではない空気で室内を冷暖房する事にもなります。

アレルギーをお持ちの方は反応する恐れもありますね。

 

なかなか出来ないエアコンの掃除、冷房シーズンが終わったら一度エアコンクリーニングをしてみてはいかがでしょうか?

気持ちもスッキリしますよ!



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