鳥が原因でアンテナの向きが変わってしまった?

以前に当社でアンテナ取付させていただいた御宅から連絡いただきました。

「時々映らないチャンネルがあるけど、みてもらえる?」

 

訪問して リビングのテレビで確認すると稀にブロックノイズが入ります。

測定器で測ると電波が弱い。

屋根を見上げると方向がずれているような気がします。

 

早速、梯子をセットして屋根に昇ります。

こちらの御宅は片流れの大屋根なので比較的登りやすいです。

(その分降りる時は怖いですけど)

 DSCN8596s

さて、テッペンまで登って骨のような形をした地デジアンテナに触ると簡単に

動いてしまう状態。

マストとの接続部が緩んでしまっています。

方向も90度以上回転してしまっています。

 DSCN8585s

(赤い矢印が本来の瀬戸方向です)

 

取り付け時はガッチリと固定したはずですが・・・・・。   

周囲の鳥の糞などから推測するとアンテナに鳥が乗って揺れているうちに

緩んで動いてしまったのでしょうか。

細長いアンテナの端に着陸したり、そこから飛び立ったりするとテコの原理も重なって

結構な衝撃が予想されます。(時々こういう事例があります)

 DSCN8591s

(写真にはうまく映りませんが周辺がフンで白くなっています)

 

ただ締め直すだけでは又緩む可能性があります。

そこで一段下げて支線ワイヤーの内側に取付してみることにしました。

 

これには2つの理由があり、

1.ワイヤーが鳥除けになるのを期待する

2.アンテナがワイヤーにあたった状態になるので

  もし緩んでも回転するのを防いでくれる

開けた場所なので取付高さを変えてもレベルが変わらないのが幸いしました。

 

ビフォー

 DSCN8583s

アフター

 DSCN8598s

お客様に伺うとカラスがよく集まっていて

まるでカラスの集合場所のようだそうです。

周辺の住宅より一段高いせいでしょうか。

困ったものです。

 

御依頼ありがとうございました。

 

 



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