古い電気設備、残ってませんか?
先日、とある御客様から電気の容量を上げて欲しいとの
御依頼いただいて工事させていただきました。
見積のため下見に伺うと懐かしい物に出会えました。
電気の分電盤が陶器製の開閉器です。
中にヒューズが入っていて電気を使いすぎるとヒューズが
溶けて電気を遮断するタイプです。
まわりの電線もむき出しでちょっと危険ですね。
現在40代後半の自分がまだ小さかったころ、
家が停電すると真っ暗な中、親父がヒューズを取り替えて
電気の明かりが再び点くのを見て
「とおちゃん、すっげー!!」
と尊敬しなおしたのを思い出しました。
今思うと「電気」に対する畏敬や感動はこのころに
植えつけられたのかもしれません。
現在は新規設備では漏電ブレーカが必要となり徐々に減って
最近はまず見なくなりました。最近の若い人は「ヒューズ」という物自体
知らない人もいるとか。
父親の威厳を見せる機会が又一つ減りましたね(笑)。
容量アップに伴い漏電ブレーカ付きの分電盤に交換した様子がこちら。
安全度が飛躍的にアップしました。
見た目もすっきり。
長い間お疲れ様でした。
倉庫や離れなどあまり使わない建物の電気設備には
まだまだこのような機器が残っていると思います。
一度確認、点検して順次更新されることをお勧めします。
照明器具も時間とともに劣化していきます。
10年使ったら異常がなくても交換しましょう。
LED照明も種類が増えた上にお値打ちでお勧めです。
是非、御相談ください。