タイムスイッチ交換ですが・・・。

得意先からの依頼です。「看板灯が希望の時間に点かずあさっての時間に

点いて困っている。」

得意先からの依頼です。

「看板灯が希望の時間に点かずあさっての時間に

点いて困っている。」

CIMG6699ss

 (赤マルの看板灯を自動で入り切りしている回路です)

 

お客様「電池だと思う。

今は外してあるので点検修理してください」

「電池?。・・・とりあえず診させていただきます。」

現場確認するとダイヤル?式のよくあるタイムスイッチです。

お客様が外された電池と言うのはここに入っていた

停電補償用の小型ニッカド電池のこと。

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(指先ほどの小さな電池です)

 

停電時の時刻のずれを防ぐための機能で今回の時刻のズレとは直接関係ありません。

止まったり動いたりで何度時刻を合わせても駄目だそうで

交換を発注いただきました。

 

タイムスイッチがスチール棚の裏の奥にあったので現物を確認せずに

代替品を注文してしまったのですがこれが失敗。

CIMG6648s

(ズームでこの程度、その日は現認できなかったのです・・・)

 

この機種は同一回路型と別回路型とあるのですが

応用の効く別回路型を用意したら既設を外してみると同一回路型。

しかも片線を降ろさない配線でした。(専門用語ですいません)

 CIMG6690s

(ピンクの矢印、2芯が入っているはずが1芯しか入ってません。)

 

天井裏でどういう配線しているかを想像して

別回路型で同じ動作の回路を組んだ(はず)でしたが

動作テストしてみるとうまく作動しない。

しばらく悩んでしまいました。

 

最終的には原因は別にあり解決したのですが

やはり下調べが不十分だと結果も悪くなるよね、

という反省でした。

 

ビフォー

CIMG6689s

アフター

CIMG6694s

 後日、電話で確認しましたら指定した時間に正常に

点いたり消えたりしているそうです。

 ホッとしました。

御読みいただきありがとうございました。

 

 

 



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