水銀灯が不点ですが原因はスイッチでした。

得意先の工場からです。

「天井の水銀灯が点かない。

球はこの間替えたばかりなんでブレーカーだと思う。

調べてくれる?。」

「喜んで!。」

 

担当の方が居ないと内容が判らないので居る時間をお尋ねしたのですが

今から出張に出て数日不在だそうで帰ってからだとそれまでずっと暗いままで困る、

不在でも構わず調べてくださいとのこと。

「写真で判る様にしてあるから。

みんな暗くて困ってるから至急でよろしく!」

・・・なんとかするしかないですね。

一応ブレーカーとの他にも関係する部品一式持って伺います。

 

現場に行くと天井に多数の水銀灯がありますがそのうち3台ほど点いてない状態。

CIMG2736s

(この辺が一番細かい作業をされる箇所らしいです)

 

電灯盤に点検するブレーカ―を指示した写真が貼り付けてあります。

CIMG2761s

なるほど。

早速盤内のブレーカを点検すると全て電圧も入っているし入切もできる。

CIMG2760s

つまりブレーカそのものは故障していないようです。

 

電話だとスイッチは無くブレーカーで入り切りしているとのことだったので

ブレーカーから水銀灯(もしくは安定器)までの配線が断線してるのか?

 

だとすると配線を探して辿っていくしかありません。

 CIMG2753s

工場の配置の関係で配線は床下のピットに潜ったり配線ダクトに入ったりしています。

ホコリまみれになって探していくと・・・・

CIMG2737s

・・・スイッチがあるじゃないですか!。

 

早速スイッチを点検。

 

検電器で1ヶずつ操作して点検すると・・・

CIMG2741s

スイッチを入れても電気が通じない物が一つあります。 

CIMG2743s

スイッチをバイパスして直結すると不点の3台が点灯したので

ここが原因と判断しました。

200vの照明のため両切のDスイッチだったので流石に手持ちが無く

問屋に走って材料を調達。

 

無事に当日中の修理完了できました!。

 

担当者が居ればもっと早かったかもなあと思いましたが

お客様の御都合ですから致し方ありません。

たった数日とはいえ、いち早く回復することができたので

現場の作業されてる方々からは大変よろこばれました。

ヨシとしましょう。

 

御依頼ありがとうございました。

 

 

 



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