LEDリニューアル

この一、二年ほどでLED照明器具がずいぶんと高性能になると同時にお値打ちになってきました。

LED照明が出始めた頃は発光色が一定とは言えずバラツキがありました。特に海外製品は多かったです。

 

今回、いつもお世話になっている西尾市のお客様工場のLEDリニューアルのお手伝いをさせていただきました。

この工場の特徴として部屋の天井高が高い事です。作業室がある2階は4m、1階工場はなんと6m!!!

どちらにしても電球取替は大変な作業でした。

こう言う時にはLEDは最適です。なんせ長持ちですから(*^^)v

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左の写真の脚立の足元が見えてませんが、この脚立の高さは3mです!!

作業している右側が取替済みのLED照明器具です。左は取替前の逆富士型蛍光灯器具FLR40W2灯です。

一目瞭然!見た目もスッキリしていますね。

右の写真はLEDを点灯させています。あれっ、真ん中の器具は??

既設の器具を残し、間引いての取付です。これでも今までの明るさは十分あります。

「じゃあ、取っちゃえば」、、、、撤去すると配線穴や器具跡が残るし、配線のし直しもいるし、と言う事でこの方法にしました。

 

最新のLED照明器具はセンサーを内蔵する器具が発売され始めました。

今までの光源の器具には当たり前のようにありましたね。それとほぼ同じ機能のセンサーです。

 

人感センサー付のLED照明器具を取付ました。

 

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少しわかりにくいですが、トイレの照明器具ビフォーアフターです。

上段左から既設蛍光灯器具、上段右はLED器具を点灯させたところ、下は人感センサーが見えるように消灯中です。(といってもやっぱり見にくいですね、、、、)

そもそもLEDなので省エネなところに消し忘れもなくなり、さらにムダがなくなります。

 

そして明るさセンサー付もあります。明るさセンサーと言っても明暗でON-OFFだけではなく、昼間の明るさに応じて

LEDの照度を自動でコントロールしてさらに省エネを図ろうと言う物です。

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上左は明るさセンサー部分拡大、上右は工事途中、下は作業風景です。

明るさセンサーは人感センサーと良く似ていますが、私たちプロは間違えませんよ <(`^´)> 当然ですよね(笑)

上右の写真の奥には既設の器具が写っています。7年ほど前に取付したんですが、これも明るくて良かったんです。なんせFHP105w2灯ですから!

でも105w×2本=210w/1台、LEDは50w/1台、単純計算でも消費電力は25%しかなく何と75%も省エネ出来るんです。

えっ??明るさを犠牲にしてるんじゃ、、、、と感じますが、必要な明るさは十分あります。う~~ん、LED恐るべし(@_@;)

作業中はヘルメット、安全帯をを着用し安全には最大限気を使います。もちろん下で補助する人もヘルメット着用です。

それにしても下には工作機械がたくさん並んでいます。この日はお休みでしたが、何台かは動いていました。

 

今回、LEDリニューアルを行ったきっかけは3,11後の電力の不安からです。

原発停止→原発後処理→今だに先が見えず↓

火力発電フル稼働→発電コスト増→電気代値上げ→生産コスト圧迫→コスト見直し、から決断されたようです。

大企業(トヨタなど)は過去最高利益と言っていますが、その下にいる私たち中小企業はその恩恵を全く感じられません。

逆に電気代や円安による燃料、原料の値上がりで苦しむ一方です。

 

今回LEDリニューアルをさせていただきましたが、色々と考えさせられました。

LEDリニューアルによって少しでもお手伝いになればと思います。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 



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