時々漏電する?>コードが原因でした。

得意先の成型部品工場から依頼です。

「時々ブレーカーがとぶんだけど原因が判らない。

調べてもらえますか?。」

「喜んで伺います!。」

とぶのは大元の主幹ELBと手元盤のELB。

DSCN4199

とぶタイミングに規則性は無いそうです。

 sDSCN4198

分岐したNFBはとんでないそうなので過負荷ではなく

漏電の可能性が高いと推測しました。

 

大元のブレーカを切って各回路を絶縁測定していきたいですが

即刻全停電するわけにはいかないのと、

{今この瞬間にとんでない何かの条件で漏電状態になるなら

やみくもに測定しても無駄骨かも?と考えました。

 

そこで詳しく問診させていただきます。

「とぶのが始まったのは何日ごろですか?。」

「1週間くらい前かな、あと3日位前。」

「その時はすぐ復旧できましたか。」

「何度入れ直してもすぐとんだ。

しばらくして入れたら、とばなくて、

そのまま使えるようになってしまった。」

「最近このあたりで何か機器の異常とか増設とか入れ替えとか

変化がありませんでしたか?。」

「・・そういえば電動リフトの充電コードを引掛けて

壁のコンセントが配管ごともげたことが・・・。

とれたコンセントは社長が固定しなおしていたなあ」

 

早速調べてみるともげた配管やBOXは再固定されて

計測でも電気的にも問題無かったので良としました。

DSCN4196DSCN4200

次に壁コンセントとリフトをつなぐ充電ケーブルを点検します。

DSCN4202

 見た目は問題なさそうですが蓋を開けてみると・・・。

原因が判りました。

ケーブルが無理に引っ張られたことでコネクタ内部で

電線が延びてしまい芯線同士が接触するのが原因のようです。

sDSCN4206

 黒線と緑線、つまり電源線とアースが接触することで

漏電状態となり保護のためにブレーカーがとんだのです。

完全に短絡しているわけではないのでコードを捻ったり曲げたりすると

接触したりしなかったりして

 

接触した時だけ「時々」ブレーカーがとぶ、

わけです。

 DSCN4209

 配線を接続し直して接触しないようにしました。

 sDSCN4205

 プラグ側も芯線が延びていたので、

DSCN4211

念のため改修しておきました。

 

完了です。

DSCN4215

しばらくして様子を伺いましたが一度もとんでないそうで

 解決したそうです。

御依頼ありがとうございました。


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