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引込線取付点、通称「支持点」の改修工事です

町内の御客様から依頼いただきました。

「中電から電気の支持点を直すように言われたけど、

どこに頼んだらいいかわからなくて。

お宅で工事できる?」

もちろんです!。

早速現場調査に伺います!。

 

ここで電気工事に関わったことの無い方の為に支持点について

解説させていただきます。

中部電力の電柱(主にコンクリート柱)の上部から 

御住まいの建物へ電線が空中を飛んでいます(架空配線といいます)

 

 

この架空電線を留めておくための金物等を「支持点」

正しくは「引込線取付支持点」といいます。

引き込み線

イメージ図・画像は引用です

DSC08311s

(赤い矢印の先です)

支持点のアップです。

DSC08312

ぱっと見では判らないかもしれませんが

DSC08312e

元々まっすぐだった物が引っ張られることでこんな風に折れてしまったのです。

 DSCN8710

外した現物を確認すると金物がグニャリと折れてしまっています。

DSCN8711

金属が破断しています。

千切れるのも時間の問題でしょう。

 

こちらの御宅は敷地の関係で電柱から建物までの距離が

とても長い(目測30mくらいでしょうか)

長い分だけ電線の重みで引っ張られて金物が曲がってしまったのでしょう。

 

建物の年季の入り具合から推測すると電気が入った当時は電気の容量が

今よりも小さく電線も細かったのが年々たくさんの電気を使うようになり

契約を上げた=電線を太くした=電線が重くなった=耐えられなくなって折れた

のではないでしょうか。

 

建物には電気が入ったままですのでロープとシメラなどを使い

仮に張力をかけておいて既設の金物を外して新しい金物を

取付します。

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新しい金物は厚みのある高強度の通称「雑アングル」というものに取り換え

建物との固定もボルト貫通という工法で施工します。

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完了しました。

 

「電気に関係する設備は全て電力会社の物」と思われている方も多いようですが

「責任分界点」と言う考え方と「所有権」「管理物」などがあり状況によって様々です。

「支持点」は「責任分界点」であり「お客様設備」になるのでお客様の所有物です。

よって使用者の費用負担で直すのが基本です。

 

御依頼ありがとうございました。

 

 

 

 

 



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